凡 例
序 論 新出土資料と中国古代術数研究
一、出土術数文献の発見とその重要性
二、術数とは何か──その定義をめぐって
三、本書の構成およびその目的
第一部 解題篇
出土術数文献解題
出土術数文献の分類および先行研究
一、天 文
二、五 行
三、蓍 亀
四、雑 占
五、形 法
第二部 論文篇
第一章 睡虎地秦簡『日書』における神霊と時の禁忌
はじめに
一、神霊によるタブーの分類
二、非択日部分の神霊について
三、神霊によるタブーの特徴
四、神霊によるタブーの背景
むすび
第二章 中国古代の神煞──戦国秦漢出土術数文献に見るもうひとつの天道観
はじめに
一、神煞について
二、戦国秦漢時代の伝世文献に見える神煞
三、後世の術数文献に見える神煞
四、睡虎地秦簡『日書』に見える神煞
五、出土術数文献に見える神煞
六、出土術数文献に見えるもうひとつの天道観
七、術数的天道観のその後
むすび
第三章 『日書』における禹歩と五画地の出行儀式
はじめに
一、『日書』の禹歩五画地法
二、『抱朴子』の禹歩
三、『北斗治法武威経』の天罡法
四、敦煌遺書の出行儀式
五、通書・日用類書の速用縦横法
六、玉女反閉局法との関係について
七、禹歩五画地法の使い方
むすび
第四章 玉女反閉局法について
はじめに
一、『太白陰経』『武経総要』の玉女反閉局法
二、『太上六壬明鑑符陰経』『景祐遁甲符応経』の玉女反閉局法
むすび
結 論
あとがき
人名索引
書名索引
中文目録
図版引用一覧
簡牘出土地図